ジェスチャーゲームとは? 意味とルール、遊び方をかんたん解説
ジェスチャーゲームとは、声や文字を使わずに体の動きと表情だけでお題を表し、それを見たチームの仲間が答えを当てる遊びです。英語では「charades(シャレード)」と呼ばれ、ヨーロッパの言葉遊びから生まれました。演じる人だけがお題を見て、制限時間内に何問当てられるかを競うシンプルなルールで、日本でも学校のレクやパーティーの定番です。
ジェスチャーゲームとは? 言葉の意味
ジェスチャーとは「身ぶり、手ぶり」のことです。ジェスチャーゲームは、その身ぶり手ぶりだけでお題を伝える遊びを指します。
- 演じる人: お題を見て、声を出さずに体で表します。
- 当てる人: 演技を見て、思いついた答えをどんどん口に出します。
- お題: 動物、映画、職業、日常の動作など、何でもお題になります。
言葉を使えないもどかしさと、伝わった瞬間のうれしさが、このゲームのいちばんの魅力です。
ジェスチャーゲームの由来
ジェスチャーゲームの英語名「charades」は、フランス語でなぞなぞを意味する言葉が由来とされています。
| 時代 | 内容 |
|---|---|
| 18世紀ごろ | フランスで、言葉を分解してヒントを出す言葉のなぞなぞとして楽しまれる |
| 19世紀 | イギリスの家庭で、なぞなぞを演技で表す室内遊びとして広まる |
| 現在 | お題を身ぶりだけで伝えるパーティーゲームとして世界中で遊ばれる |
19世紀のイギリスでは、ゲストが集まった屋敷の居間で楽しむ遊びとして知られ、当時の小説にもこの遊びの場面が登場します。
日本ではどうやって広まった?
日本では「ジェスチャーゲーム」や単に「ジェスチャー」と呼ばれ、テレビ番組を通じて広く知られるようになりました。1950年代から60年代にかけて、NHKで身ぶりでお題を当てる『ジェスチャー』という番組が放送され、家族そろって見られる番組として親しまれました。
いまでは、次のような場面で遊ばれています。
- 学校の学級レクや英語の授業
- 子ども会やクリスマス会、誕生日会
- 社内レクリエーションや研修のアイスブレイク
- お正月など、親戚が集まる日の団らん
ジェスチャーゲームのルールと基本の遊び方
守るルールは「声を出さない」「文字や口の形でお題を伝えない」「お題を指さししない」の3つだけです。初めてでも、次の手順ならすぐに遊べます。
- チームを分ける: 2つ以上のチームに分けます。少人数なら全員で1チームでもかまいません。
- お題を引く: 演じる人だけがお題を見ます。
- 声を出さずに演じる: 制限時間はふつう1分ほどです。
- チームの仲間が当てる: 当てる側は自由に答えを言ってかまいません。
- 交代する: 正解した数を記録し、順番に演じる人を交代します。
最初は「歯をみがく」「いぬ」のような簡単なお題がおすすめです。ジェスチャーのお題や動物のお題から選べば、だれでもすぐ演じられます。詳しいルールはジェスチャーゲームのやり方で紹介しています。
よく使われる合図
ジェスチャーゲームには、声を使わずに情報を伝えるための合図があります。決まった公式ルールはありませんが、次のような合図が広く使われています。
| 伝えたいこと | 合図の例 |
|---|---|
| 映画 | 片手で映写機のハンドルを回す |
| 歌 | 口元から手を前に広げる、マイクを持つしぐさ |
| 本 | 両手のひらを本のように開く |
| 文字数や区切りの数 | 指を立てて数を見せる |
| 近い | 手招きをする |
| 正解 | 当てた人を指さして鼻を指でトントンする、または両手で頭の上に大きな丸を作る |
合図を最初に決めておくと、当てる側が答えをしぼりやすくなり、ゲームのテンポがぐっと上がります。ほかの合図はジェスチャーゲームの合図一覧で紹介しています。
似た遊びや人気のアレンジ
ジェスチャーゲームには、いくつかの人気のアレンジがあります。
| 遊び方 | 特徴 |
|---|---|
| おでこゲーム | お題を見ずにスマホをおでこに当て、周りの人の演技からお題を当てる |
| 逆ジェスチャーゲーム | チーム全員で演じて、1人が答える |
| ジェスチャー伝言ゲーム | 演技を見た人が次の人へ身ぶりだけで伝え、最後の人が答える |
| 効果音ありのアレンジ | 声は禁止のまま、動物の鳴き声や効果音だけOKにする |
スマホを使うおでこゲームの遊び方は、おでこゲームとはで詳しく解説しています。