授業で使えるジェスチャーゲーム: 英語や学級レクのアイデア
授業でジェスチャーゲームを使うなら、英語の授業では動作を演じて英語で答える単語・表現の練習、国語では感情を表す言葉の学習、学級活動ではクラスの仲を深めるレクとして取り入れるのがおすすめです。準備はお題カードとタイマーだけで、5分の導入から30分の学級レクまで時間に合わせて調整できます。
英語の授業でのジェスチャーゲームの使い方
体を動かしながら英語を口に出すので、単語や表現が記憶に残りやすい活動です。
- 動作のお題を用意する: 歯をみがく、顔を洗う、自転車をこぐなど、毎日の動作がおすすめです。
- 演じる子だけがお題を見る: カードは日本語でも英語でもかまいません。
- 英語で答える: 小学生なら「brush teeth」のように動詞だけ、中学生なら「You are brushing your teeth.」と文で答えるルールにします。
- 正解したら全員でくり返す: 答えた文をクラス全員で声に出し、表現を定着させます。
見ている子が「What are you doing?」と問いかけてから答えるようにすると、質問の形も自然に練習できます。演じる子は声を出さず、うなずきや首振りで返します。慣れてきたら、職業のお題で「He is a pilot.」のように、人を表す文の練習にも広げられます。授業の最後の5分に、その日に習った単語だけをお題にすると、楽しい復習になります。
国語や道徳で使えるお題のアイデア
感情や気持ちを表す言葉は、ジェスチャーで表すと意味の違いがよくわかります。下のお題は感情デッキからの例です。
| お題 | 学べること |
|---|---|
| うらやましい | 相手と自分を比べる気持ちを表情で表す |
| 照れる | うれしさと恥ずかしさが混ざった気持ち |
| しょんぼり | がっかりして元気がなくなる様子 |
| 苦笑い | 笑っているけれど本当は困っている気持ち |
| 達成感 | やりとげた後の満足した気持ち |
| ばつが悪い | 気まずくてその場にいづらい気持ち(高学年向け) |
演じたあとに「どんな場面でこの気持ちになる?」と問いかけると、話し合い活動にもつなげられます。
擬音語や擬態語の学習にも使えます。「てくてく」「へとへと」「はらはら」「ずきずき」のような言葉を演じてもらい、似た言葉との違いをクラスで考えると、日本語の表現の豊かさに気づくきっかけになります。こうしたお題は効果音デッキにも入っています。
学級レクで盛り上がる学校生活のお題
学級レクや帰りの会では、クラス全員が経験している学校あるあるのお題が盛り上がります。下のお題は学校生活デッキに入っています。
- 黒板消し: 黒板を大きく消して、粉にむせる
- 掃除の時間: ぞうきんがけで廊下を一直線に走る
- 体育座り: ひざを抱えて座り、先生の話を聞く
- 修学旅行: 大きなかばんを持って、みんなで記念写真
- 授業参観: 後ろをちらちら振り返りながら手を挙げる
- お弁当のおかず交換: こっそり卵焼きとからあげを交換する
- 居眠り: 教科書を立てて、その陰でこっくりこっくり
- ろうかを走る: 走っている途中で先生に気づき、急に歩き出す
学年別のおすすめお題
| 学年 | おすすめのお題 | ねらい |
|---|---|---|
| 小学1・2年生 | 動物、朝起きる、顔を洗う、電車に乗る | 体全体で表現する楽しさ |
| 小学3・4年生 | 掃除の時間、テスト、夏休みの宿題、うれしい | 身近な場面を工夫して伝える |
| 小学5・6年生 | 照れる、苦笑い、修学旅行、授業参観 | 気持ちや場面を表情で伝える |
| 中学生 | 英語の動作表現、達成感、進路相談 | 抽象的な内容を分解して伝える |
日常の動作のお題は日常生活デッキにも多く入っています。
先生が気をつけたいポイント
- ルールは3つにしぼる: 「声を出さない」「文字を書かない」「物を指ささない」だけにすると低学年でもすぐ理解できます。
- 全員が演じなくてもいい: 苦手な子にはグループでの演技や係の仕事を選べるようにします。
- からかいにつながるお題は避ける: クラスの友達の名前や見た目に関するお題は入れません。
- 勝ち負けより協力を重視する: クラス全体で「5分で何問当てられるか」に挑戦する形にすると、だれも責められずに盛り上がります。
全員で演じて1人が当てる逆ジェスチャーゲームも、学級レクで人気のアレンジです。